持久走・マラソン大会の朝ごはん|ジュニアアスリートが長距離を走りきる当日の食べ方を管理栄養士ママが解説

持久走・マラソン大会の朝ごはん|長距離を走りきる当日の食べ方 季節・シーン別

持久走大会、マラソン大会の朝。「何を食べさせれば力が出るの?」「走ってる途中でお腹が痛くならない?」——毎年この時期、悩むママは多いはずです。

実は長距離を走る日の朝ごはんは、球技の試合の日とは少しコツが違います。ずっと走り続けるからこそ、気をつけたいポイントがあるんです。管理栄養士ママyukaが、持久走・マラソン大会の朝の食べ方をまとめました🏃

走る日の朝は「球技の試合」とは違う

サッカーや野球などの球技と、持久走・マラソンの決定的な違いは、「止まらずに走り続ける」こと。ここが朝ごはんの考え方を変えます。

  • エネルギーを切らさないことが最優先…長く走るほど、途中でガス欠になりやすい。だから糖質をしっかりためておく
  • お腹が重いと走れない…食べてすぐ走ると、消化にまわる血液と、走るのに使う血液が取り合いになり、脇腹が痛くなったり気持ち悪くなったりする

つまり狙いは「エネルギーは満タン、でも胃は軽い」状態。この2つを両立させるのが、走る日の朝ごはんのコツです。持久系の栄養を深く知りたい方はマラソン・駅伝の食事もあわせてどうぞ。

何を食べる?|糖質中心で「消化のいいもの」

主役は糖質(炭水化物)です。走るエネルギーのもとになります(→炭水化物が必要な理由)。しかも消化がよく、胃に残りにくいものを選ぶのがポイント。

◎ おすすめ理由
ごはん・おにぎり腹持ちよくエネルギーが長続き。梅・鮭などシンプルな具で
食パン・トースト消化が早い。はちみつ・ジャムで糖質を足すと◎(→パンの選び方
バナナすぐエネルギーになり消化も早い。1本足すだけで安心(→バナナの補食活用
うどん・お餅消化がよく糖質豊富。寒い朝は温かいと体も温まる

いつもの朝ごはんの形(主食+たんぱく質+汁物)を基本にしつつ、走る日は”主食を少し多め・脂は控えめ”に寄せるイメージです。

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いつ食べる?|「2〜3時間前」がめやす

これがいちばん大事なポイントです。食べてから走るまで、2〜3時間あけるのが理想。胃の中のものがある程度消化され、エネルギーになりつつ胃が軽い状態で走れます。

  • 大会が午前中なら…早起きしてでも、スタートの2〜3時間前に朝ごはんを済ませておく
  • 朝が早くて時間がないとき…量を減らして、消化の早いもの(バナナ・おにぎり・食パン)を1〜2時間前に少しだけ(→朝練前の食事
  • 直前(30分〜1時間前)にお腹がすいたら…バナナ1本やエネルギーゼリーなど、すぐ消化できるものを少量

絶対に避けたいのは「スタート直前にしっかり食べる」こと。お腹が重いまま走ると、脇腹の痛みや吐き気の原因になります。前日にしっかり食べておく前日の食事の準備も効いてきます。

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走る日の朝に「避けたいもの」

  • 揚げ物・脂っこいもの…消化に時間がかかり、胃が重くなる。ウインナーやベーコンも控えめに
  • 食物繊維が多すぎるもの…ごぼう・きのこ・海藻などをたっぷりは、お腹が張ってトイレが近くなることも。野菜は少量でOK
  • 牛乳・乳製品をたっぷり…人によってはお腹がゆるくなる。心配な子は当日朝は控えめに
  • 初めて食べるもの…大会当日に試すのはリスク。食べ慣れたものを

基本の考え方は試合当日の朝ごはんと共通しますが、長距離は”お腹の中で揺れるもの”を特に避けるのがコツです。

よくある質問

Q. 走る途中でお腹が痛くなります(脇腹の痛み)。

食べてから走るまでの時間が短いことが原因のことが多いです。2〜3時間あけること、そして当日朝は脂っこいもの・食物繊維の多いものを控えることで、かなり減らせます。水分のがぶ飲みも原因になるので、こまめに少しずつ飲むのがおすすめです。

Q. 緊張で朝ごはんが食べられません。

無理に固形物を詰め込まなくて大丈夫です。バナナ、おにぎり半分、エネルギーゼリーなど、口に入れやすいものでエネルギーだけ確保しましょう。少しでも糖質が入っていれば、ガス欠は防げます。緊張で食べられない子への工夫は試合当日の朝ごはんにもまとめています。

Q. 大会が午後のときの朝ごはんは?

朝ごはんは普通に食べて、昼ごはんをスタートの2〜3時間前に軽めに済ませます。昼は消化のいい糖質中心(おにぎり・うどんなど)で、脂っこいものは避けて。午前と午後で組み立てが変わるので、当日のスケジュールに合わせて調整してください。

Q. 寒い時期の大会です。何か気をつけることは?

温かい糖質(うどん・お餅・スープ)で体を中から温めておくと、動き出しがスムーズです。寒いと体が固まりやすいので、朝ごはんで体温を上げておくのは持久走にプラス。冷たいものだけで済ませないようにしましょう。

まとめ

持久走・マラソン大会の朝で覚えることは、これだけです。

  • 狙いは「エネルギー満タン・胃は軽い」。球技の試合より”胃の軽さ”が大事
  • 糖質中心・消化のいいもの(ごはん・パン・バナナ・うどん)
  • スタートの2〜3時間前に食べ終える。直前のしっかり食べはNG
  • 脂っこいもの・食物繊維たっぷりは避けて、脇腹の痛みを防ぐ

持久走大会は、最後まで走りきれたこと自体が大きな自信になります。朝ごはんで力をしっかり満たして、気持ちよくスタートさせてあげてください🏃‍♀️

🔁 試合の日だけでなく、平日の食事も整えると力がついていきます。翌日のリカバリー食で試合後の回復を、週末の作り置きで平日の食事づくりをラクに。

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