「スポーツをしているのに、ラーメンなんて食べさせていいの?」「アスリートはラーメンを食べない方がいいって本当?」——外食でラーメンを前にすると、そんなふうに迷うママは多いはずです。
結論から言うと、ラーメンは”食べちゃダメ”ではありません。選び方と食べ方を少し工夫すれば、ジュニアアスリートの食事にも上手に取り入れられます。管理栄養士ママyukaが、お店のラーメンの選び方と付き合い方を解説します。
ラーメンは「食べちゃダメ」ではありません
ラーメンは炭水化物(エネルギー)をしっかり補える一品。運動でエネルギーを使ったあとの補給には、むしろ向いている面もあります。「アスリートはラーメン禁止」ということはなく、大切なのは頻度と、足りない栄養を補う工夫です。毎日でなければ、外食やご褒美の一杯を楽しんで大丈夫です。
ラーメンで気をつけたい3つのこと
- 🧂 塩分が多め:スープまで全部飲むと、1杯で1日の目安に近い塩分になることも。スープは飲み干さないのが基本
- 🍥 脂質が多いスープもある:豚骨・背脂こってり系は脂質が高め。頻度は控えめに
- 🥬 野菜・たんぱく質が不足しがち:麺とスープだけでは栄養がかたよる。トッピングで足すのがコツ
逆に言えば、この3つを意識するだけで、ラーメンはぐっとバランスのよい一杯になります。
お店のラーメンの選び方
スープで選ぶ
- ✅ 醤油・塩:比較的あっさりで、脂質が控えめ。ふだん使いに選びやすい
- ✅ 味噌:野菜炒めがのることが多く、野菜も一緒に摂りやすい
- ⚠️ 豚骨・こってり系・二郎系:脂質・塩分が高め。試合前や頻度が多いときは控えめに
トッピングで栄養を足す
- 🥚 味玉・ゆで卵:手軽にたんぱく質をプラス
- 🍖 チャーシュー・肉増し:たんぱく質補給に。脂の多い部位は量を調整
- 🥬 もやし・ねぎ・ほうれん草・コーン:不足しがちな野菜を補える
- 🌿 わかめ・海苔:海藻でミネラルをプラス
サイド・替え玉の考え方
半ライスや餃子はエネルギー補給になりますが、食べすぎると塩分・脂質も増えます。育ちざかりで運動量が多い子は追加してOK、そうでなければ量を見て調整しましょう。替え玉・大盛りも、練習でしっかり動いた日ならエネルギー補給として問題ありません。可能ならサラダや野菜サイドを一品足すとバランスが整います。麺類全体の選び方は麺類の選び方もどうぞ。
シーン別|試合前・試合後・ふだん
| シーン | 選び方のポイント |
|---|---|
| 試合の前日・当日 | 脂っこい豚骨系は避け、醤油・塩のあっさり系を。スープは残す。消化に時間がかかる大盛り・こってりは控える |
| 試合後・練習後 | エネルギー補給に向く。味玉・チャーシューでたんぱく質を足すとリカバリーをサポート |
| ふだんの外食 | 週に1回程度を目安に。トッピングで野菜・たんぱく質を足し、スープは飲み干さない |
カップ麺・インスタントとの違い
家庭で食べるインスタント・カップラーメンも、足し算をすれば立派な一食になります。卵・冷凍野菜・ハムなどを加えるコツはインスタントラーメンはジュニアアスリートに大丈夫?でくわしく解説しています。外食のラーメンと同じく、「たんぱく質と野菜を足す・スープは飲み干さない」が合言葉です。
ラーメンに関するよくある質問
Q. アスリートはラーメンを食べない方がいい?
そんなことはありません。毎日でなければ問題なく、炭水化物のエネルギー補給にもなります。大切なのは頻度と、トッピングで栄養を足す工夫です。
Q. 試合前にラーメンを食べても大丈夫?
前日・当日は、脂っこい豚骨系や大盛りは避け、醤油・塩のあっさり系を腹八分にしておくと安心です。脂質が多いと消化に時間がかかり、当日のコンディションに影響することがあります。
Q. スープは飲み干していい?
塩分のとりすぎになりやすいので、スープは残すのが基本です。たくさん汗をかいた日は多少多めでもよいですが、毎回飲み干す習慣は避けましょう。
Q. 替え玉や大盛りはOK?
練習や試合でしっかり動いた日は、エネルギー補給として問題ありません。運動量が少ない日は、量を見て調整しましょう。
Q. 週に何回までなら大丈夫?
明確な決まりはありませんが、週1回程度を目安にすると、塩分・脂質のとりすぎを防ぎやすくなります。そのぶん、ほかの食事で野菜やたんぱく質をしっかり摂りましょう。
まとめ
- 🍜 ラーメンは”禁止”ではない。頻度と足し算がポイント
- 🧂 スープは飲み干さない(塩分のとりすぎに注意)
- 🥚 味玉・チャーシュー・野菜トッピングでたんぱく質と野菜を足す
- 🏆 試合前はあっさり系・腹八分、試合後はエネルギー補給に活用
- 📅 目安は週1回程度。ほかの食事でバランスを整える
ラーメンも、選び方と食べ方しだいでジュニアアスリートの味方になります。外食を我慢させすぎず、上手に付き合っていきましょう。

コメント