ツナ缶、常備している家庭は多いですよね。でもいざ買うとき、「水煮と油漬け、どっち?」と迷ったことはありませんか。
実はこの選択、ジュニアアスリートにとってはけっこう大事です。同じツナ缶でも、脂質もカロリーも全然違うから。管理栄養士ママyukaが、選び方と使い方をまとめました🐟
ツナ缶は、実はかなり優秀な常備食
まず前提として、ツナ缶はジュニアアスリートにうってつけの食品です。理由はこの4つ。
- 高たんぱく…1缶(70g)で約11gのたんぱく質。手軽なたんぱく質源
- DHA・EPAがとれる…魚が苦手な子でも、ツナ缶なら食べやすい(→魚が苦手な子の工夫)
- 常温で長期保存…買い置きできて、あと一品に困りません(→忙しい日の献立)
- 安い・使いやすい…おにぎり・パスタ・サラダ何にでも(→コスパのいい食材)
常備しておくと、「たんぱく質が足りない日」の救世主になります。問題は、その「選び方」なんです。
水煮と油漬け、数字で見ると別物です
同じ「ツナ缶」でも、水煮と油漬けではこれだけ違います(100gあたり・日本食品標準成分表より)。
| 水煮 | 油漬け(オイル) | |
|---|---|---|
| たんぱく質 | 16.0g | 17.7g |
| 脂質 | 0.7g | 21.7g |
| エネルギー | 70kcal | 265kcal |
注目してほしいのはたんぱく質はほぼ同じなのに、脂質が約30倍、カロリーが約3.8倍ちがうこと。油漬けの重さの多くは、まぐろではなく漬けている油なんです。
つまり、たんぱく質だけほしいなら、水煮のほうが断然効率がいいということ。ここがツナ缶選びのいちばんのポイントです。
基本は「水煮」を選ぶ
ジュニアアスリートのツナ缶は、基本は水煮でOKです。理由はシンプルで、体づくりに要るたんぱく質はしっかり、余分な脂質は少ないから。
特にこんな場面では水煮が向きます。
- 試合前・練習前…脂質が少なく消化が軽い(揚げ物が試合前に不向きなのと逆)
- 体重を増やしたくない時期…カロリーを抑えてたんぱく質だけ足せる
- おにぎり・サラダにそのまま…水気を切ればベタつかない(→おにぎりの具)
さらに、「食塩不使用」タイプだとなお良いです。子どもは塩分をとりすぎやすいので、味つけは自分で調整できるほうが安心です。
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油漬けは「悪」じゃない。使いどころがある
ここで誤解しないでほしいのが、油漬けがダメなわけではないということ。使いどころが違うだけです。
油漬けが向くのはこんな時。
- エネルギーもしっかりほしい時…成長期に脂質は大事なエネルギー源。ガッツリ食べさせたい日には油漬けの方が合うことも
- コクを出したい料理…パスタや炒め物は、油漬けのほうが断然おいしい(→スタミナ麺レシピ)
- 油ごと使える料理…うまみが油に溶けているので、汁ごと使うと無駄がありません
ポイントは「油を切るかどうか」。カロリーを抑えたいなら油をしっかり切る、コクがほしいなら少し残す——この一手間で、油漬けも上手に使えます。
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迷ったときの早見表
| こんな時 | どっち? |
|---|---|
| とりあえず常備するなら | 水煮(使い回しがきく) |
| 試合前・体重を増やしたくない | 水煮 |
| おにぎり・サラダ・和え物 | 水煮 |
| パスタ・炒め物でコクがほしい | 油漬け |
| しっかりエネルギーもとらせたい | 油漬け(油は調整) |
ざっくり「基本は水煮、料理でコクがほしい時だけ油漬け」と覚えておけば、まず失敗しません。
ツナ缶の栄養を活かす食べ方
ツナ缶は「何と合わせるか」で、さらに優秀になります。
- ごはんと…ツナ缶おにぎりは、糖質+たんぱく質の黄金コンビ(→常備食リスト)
- 野菜と…ブロッコリーやほうれん草と和えると、鉄・ビタミンも一緒に(→鉄分が豊富な食材)
- 卵と…ツナ卵丼なら、たんぱく質をダブルで(→スタミナ丼レシピ)
- パンにのせて…ツナトーストは忙しい朝の味方(→パンの選び方)
よくある質問
Q. 結局、水煮と油漬けどっちを常備すべき?
1種類なら水煮をおすすめします。水煮は水気を切れば油漬けに近い使い方もできますが、逆はできません。使い回しがきくのは水煮です。両方あるのが理想で、普段は水煮、コクのほしい料理用に油漬けを1〜2缶——が便利です。
Q. ツナ缶は1日にどれくらいまで?
1食あたり1缶(70g)を目安に。手軽ですが、これだけで魚を食べた気にならないよう、生の魚や他のたんぱく質源とローテーションするのが理想です(→鮭の栄養)。ツナ缶は「便利な一つの選択肢」と考えてください。
Q. 「ノンオイル」と「水煮」は同じですか?
ほぼ同じ意味で使われています。「ノンオイル」「オイル無添加」「水煮」はどれも油を使っていないタイプ。パッケージの表示が違うだけなので、栄養成分表示の脂質量を見れば確実です。脂質が1g前後なら水煮タイプです。
Q. 汁は捨てたほうがいいですか?
水煮の汁は栄養(DHAや旨み)が溶けているので、料理に使えるなら活かしてOK。ただしスープや炊き込みご飯に入れる場合は塩分に注意を。油漬けの油は、カロリーを抑えたいなら切りましょう。炒め物に少し使う分にはうまみになります。
まとめ
ツナ缶で覚えることは、これだけです。
- ツナ缶は高たんぱく・DHA・常温保存できる優秀な常備食
- 基本は水煮。たんぱく質は同じで、脂質が約30分の1
- 油漬けも悪くない。コクがほしい料理に、油は調整して
- 迷ったら「食塩不使用の水煮」を常備しておけば間違いなし
ツナ缶は、忙しい日に「あと一品、たんぱく質」をかなえてくれる心強い味方です。選び方さえ押さえれば、こんなに便利な常備食はありません😊
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