立ちくらみ・めまいを起こしにくく!ジュニアアスリートの鉄と朝ごはんのコツを管理栄養士ママが解説

立ちくらみ・めまいを起こしにくくする食事|ジュニアアスリートの鉄と朝ごはん|管理栄養士ママが解説 コンディション管理

「立ち上がったときにクラッとする」「朝礼で顔が白くなる」「練習中にふらついた」——成長期でスポーツをする子どもに、立ちくらみ・めまいが起こることは少なくありません。見ているママは心配になりますよね。

立ちくらみの背景には、鉄・水分・塩分・エネルギー(血糖)といった栄養面がかかわっていることがあります。この記事では、管理栄養士ママyukaが立ちくらみを起こしにくい体をつくる食事のポイントを、栄養の観点からお伝えします。

はじめに:まず知っておきたい「受診の目安」

大切な前提です。立ちくらみには食事以外の原因もあります。とくに次のようなときは、食事の工夫だけで様子を見ず、医療機関に相談してください。

  • くり返す・回数が増えている・日常生活に支障がある
  • 意識が飛ぶ・倒れる・しばらく気分が戻らない
  • 動悸や息切れ、強い疲れ、顔色の悪さが続く

この記事は、あくまで栄養・食習慣の面からできる工夫の話です。とくに女子は貧血が背景にあることも多いので、女子ジュニアアスリートは貧血になりやすいもあわせてご覧ください。

立ちくらみに栄養面からかかわる4つのこと

  • 鉄が不足しがち:鉄は全身に酸素を運ぶ材料。不足すると、ふらつき・だるさ・顔色の悪さにつながりやすい。成長期・運動する子・女子はとくに不足しやすい
  • 水分・塩分が足りない:汗を多くかくと水分・塩分が失われ、めまいやふらつきの一因に
  • エネルギー切れ(低血糖ぎみ):朝食を抜く・食事の間隔が空きすぎると、血糖が下がってクラッとしやすい
  • 朝食を食べていない:起きてすぐは体が”低い”状態。朝食を抜くと午前中にふらつきやすい

立ちくらみを起こしにくくする食事のポイント

① 鉄をしっかり・ビタミンCと一緒に

赤身の肉・魚・レバー・卵・大豆製品・小松菜・ひじきなど、鉄を含む食品を毎日の食事に。ビタミンC(果物・野菜)と一緒に摂ると吸収が高まります。とくに成長期・運動量が多い子・女子は、意識して補いたい栄養素です。

👉 鉄分が必要な理由鉄分が豊富な食材&献立集にくわしくまとめています。

② 朝ごはんを抜かない

朝食は、午前中のふらつきを防ぐ土台です。主食(ごはん・パン)+たんぱく質(卵・牛乳・納豆)をそろえると、血糖が安定しやすくなります。食欲がない朝は、バナナ・おにぎり・ヨーグルトだけでもかまいません。

👉 朝ごはんの基本と、食欲がない朝の工夫もどうぞ。

③ エネルギー(糖質)を切らさない

食事の間隔が空きすぎると、血糖が下がってクラッとしやすくなります。毎食主食をしっかり、練習前後にはおにぎり・バナナなどの補食でエネルギーを切らさないようにしましょう。

👉 炭水化物を抜いてはいけない理由も参考にどうぞ。

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④ 水分・塩分をこまめに(とくに暑い時期)

汗をかく季節は、水だけでなく塩分も一緒に。のどが渇く前からこまめに少しずつとりましょう。暑い時期のふらつきは熱中症のサインのこともあるので、熱中症対策は食事からもあわせて確認してください。

立ちくらみに関するよくある質問

Q. 立ちくらみは食事で防げますか?

食事は”起こしにくい体づくり”を助けますが、すべてを食事で解決できるわけではありません。鉄・朝食・エネルギー・水分の4つを整えてもくり返す・程度が強いときは、食事以外の原因も考えられます。無理をさせず、医療機関に相談してください。

Q. 貧血が心配です。何を食べればいい?

赤身の肉・魚・卵・大豆製品・小松菜などの鉄を含む食品を、ビタミンCと一緒にが基本です。ただし貧血かどうかは食事だけでは判断できないので、気になるときは医療機関で相談を。くわしくは女子アスリートの貧血対策にまとめています。

Q. 練習中にふらついたらどうすれば?

まずは無理をさせず休ませ、水分・塩分を少しずつとらせて、涼しい場所で様子を見てください。回復しない・くり返すときは医療機関に相談を。日ごろは朝食・鉄・エネルギー・水分を整えておくことが予防につながります。

まとめ

  • 🩸 をビタミンCと一緒に・毎日こまめに
  • 🍚 朝ごはんを抜かない・エネルギー(糖質)を切らさない
  • 💧 水分・塩分をこまめに(暑い時期はとくに)
  • 🏥 くり返す・意識が飛ぶ・顔色が悪いときはすぐ医療機関へ

立ちくらみは、日ごろの食事で”起こしにくい体”に近づけることができます。鉄・朝食・エネルギー・水分の4つを整えて、お子さんが安心して練習に打ち込めるようサポートしてあげてくださいね。運動後の気持ち悪さが気になる子は運動後の吐き気を防ぐ食べ方・飲み方もあわせてどうぞ。

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📚 参考資料(公的機関の情報)

本記事は栄養・食生活の観点からの一般的な情報です。立ちくらみがくり返す・強いときや、意識が飛ぶ・顔色が悪いなどのときは、医療機関にご相談ください。食事は治療の代わりになるものではありません。

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