クリスマスに、フライドチキンとケーキ。年末年始のごちそう。——「アスリートだから我慢させなきゃ」と思っていませんか?
その必要はありません。ごちそうの日は、思いきり楽しんでいい。大事なのは食べさせないことではなく、”食べ方”と”翌日の戻し方”です。管理栄養士ママyukaが、コンディションを崩さずにイベントを楽しむコツをまとめました🎄
ごちそうの日は「特別な日」と割り切る
まず大前提から。年に数回のごちそうの日を、栄養で神経質になる必要はまったくありません。クリスマスや年末のごちそうを家族で楽しむ経験は、栄養以上に大切なものです。
問題になるのは「ごちそうそのもの」ではなく、それが何日も続くこと。クリスマス・忘年会・大晦日・お正月…とごちそうが連鎖すると、生活リズムごと崩れます(→冬休みの食事)。だからコツは1つ。
「イベントの日」と「普通の日」をはっきり分ける。——ごちそうの日は楽しみ、翌日はいつもに戻す。このメリハリさえあれば大丈夫です。
クリスマスごちそうの「食べ方」のコツ
同じメニューでも、順番と組み合わせでずいぶん変わります。
① 野菜・スープから食べ始める
いきなり唐揚げやケーキからいくと、脂質と糖質でおなかが埋まります。サラダやスープを先に出すだけで、食べ過ぎを自然に防げます。カラフルなサラダはクリスマスらしさも出て一石二鳥です。
② チキンは”ごちそうたんぱく質”
クリスマスの主役・チキンは、実は優秀なたんぱく質源です。フライドチキンは脂質が高めですが、ローストチキンや骨付きもも肉のグリルなら、脂を抑えてしっかりたんぱく質がとれます(→たんぱく質で体づくり)。揚げ物が続くのだけ避ければ、チキン自体は歓迎です。
③ ケーキは「食後のお楽しみ」に
ケーキを我慢させる必要はありません。ただ空腹でケーキから食べると血糖値が急上昇するので、食事のあと、デザートとして楽しむのがおすすめ。生クリームよりフルーツの多いケーキを選べば、ビタミンも少し補えます。
④ 主食(ごはん・パン)も忘れずに
おかずが豪華だと主食を抜きがちですが、ごはんやパンをきちんと食べたほうが、かえって食べ過ぎを防げます。エネルギー源が入ると満足感が出て、ケーキやお菓子の量が自然と減ります(→主食の考え方)。
試合・練習が近いときだけ、少し気をつける
気をつけるのは「翌日に試合や練習がある日」だけです。ごちそうは脂質が多く消化に時間がかかるので、揚げ物や焼き肉と同じ考え方が使えます。
| 翌日の予定 | ごちそうとの付き合い方 |
|---|---|
| 翌日オフ | ◎ 気にせず楽しんでOK |
| 翌日ふつうの練習 | ○ 食べ過ぎと夜更かしだけ注意 |
| 翌日が試合 | △ 揚げ物・食べ過ぎは控えめに。主食中心で(→試合前日の食事) |
逆に試合が終わった日のごほうびなら、ごちそうは最高のリカバリーです。がんばった後の楽しみは、心にも体にも効きます。
大事なのは「翌日の戻し方」
ごちそうの日より、その翌日をどう過ごすかのほうがずっと大切です。難しいことはいりません。
- 朝ごはんはいつも通りに。抜くとかえってリズムが崩れます(→朝ごはんの基本)
- 胃腸を休める。脂っこいものを控えて、温かい汁物や消化のいいものを(→汁物の力)
- 野菜と水分を多めに。ごちそうで不足しがちな分を取り戻す
「食べ過ぎた!」と落ち込む必要はありません。1日でリセットすれば十分。詳しい戻し方は食べ過ぎた翌日の食事にまとめています。
よくある質問
Q. クリスマスにフライドチキン、やめさせるべき?
やめさせなくて大丈夫です。年に一度の楽しみを取り上げるより、「野菜も一緒に・翌日は戻す」で十分。どうしても気になるなら、フライドチキンをローストチキンに変えるだけでも脂質はぐっと下がります。
Q. 年末年始でごちそうが何日も続きます。
「毎日ごちそう」にしないのがコツです。クリスマスは楽しむ、翌日は普通に戻す、大晦日はまた楽しむ——とメリハリをつける。連続させないだけで、体への負担は大きく変わります。お正月の過ごし方は冬休みの食事が参考になります。
Q. ごちそうの日、練習はどうすれば?
体を動かせる日なら、食べた分しっかり動くのがいちばんです。練習がない日でも、家族で散歩や軽い運動をするだけで気持ちも体もすっきりします。「食べたら動く」がごちそうの日の合言葉です。
Q. パーティ続きで体重が増えました。
成長期は多少の増減が当たり前なので、慌てないでください。むくみや一時的なものも多く、普通の食事に戻せば自然と落ち着きます。極端に食事を減らすより、いつものリズムに戻すことを優先しましょう。
まとめ
クリスマス・年末のごちそうで覚えることは、これだけです。
- ごちそうの日は楽しんでいい。我慢させる必要はない
- コツは「イベントの日」と「普通の日」を分けること
- 食べ方は野菜から・チキンは歓迎・ケーキは食後・主食も食べる
- 気をつけるのは翌日が試合の日だけ。あとは翌日に戻せばOK
ジュニアアスリートだって、クリスマスは特別な日。家族で楽しく食べる時間そのものが、子どもの心の栄養になります。上手にメリハリをつけて、イベントも体づくりも両方楽しんでください🎄
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