ビタミンの基礎をやさしく解説!ジュニアアスリートに必要な種類・役割・摂り方を管理栄養士ママが解説

ビタミンの基礎をやさしく解説!ジュニアアスリートに必要な種類・役割・摂り方 栄養素・サプリ

エネルギーになる糖質、体をつくるたんぱく質・脂質——それらをスムーズに働かせる”潤滑油”の役割をするのがビタミンです。ビタミン自体はエネルギーや体の材料にはなりませんが、不足するとパフォーマンスやコンディションに影響します。この記事では管理栄養士ママyukaが、「ビタミンってどんな栄養素?」というビタミンの基礎を、種類・役割・摂り方のポイントにしぼってやさしく解説します。

※三大栄養素(炭水化物を抜いてはいけない!ジュニアアスリートにごはんが必要な理由筋肉を強くする食事とは?ジュニアアスリートのたんぱく質の摂り方脂質は敵じゃない!ジュニアアスリートに必要な「良い脂」の基礎)とあわせて、栄養の基礎として知っておくと役立ちます。

ビタミンってどんな栄養素?

ビタミンは、体の中でエネルギーをつくったり、体を成長させたりする働きをサポートする栄養素です。必要な量はごくわずかですが、体の中でほとんどつくれないため、毎日の食事から摂る必要があります。

運動をするジュニアアスリートは、エネルギーをたくさん使う分、その代謝を助けるビタミンも多く必要になります。「しっかり食べているのに疲れやすい」ときは、ビタミン不足が隠れていることもあります。

ビタミンは「水溶性」と「脂溶性」の2グループ

ビタミンは大きく2つのグループに分けられ、グループによって摂り方のコツが変わります

水溶性ビタミン(ビタミンB群・C)

水に溶けやすく、摂りすぎても体に貯めておけず、余った分は排出されます。だからこそ毎日こまめに摂るのが大切。ゆで汁に溶け出しやすいので、スープごと食べる・生でも食べるなどの工夫が有効です。

脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)

油に溶けやすく、脂質と一緒に摂ると吸収がよくなります。体に貯めておけるので毎食でなくてもOKですが、サプリなどでの摂りすぎには注意が必要です。

ジュニアアスリートに大事な代表ビタミン

すべてを覚える必要はありません。まずは次の3つを意識できれば十分です。くわしくはそれぞれの記事で解説しています。

このほか、ビタミンA(目や粘膜・免疫/緑黄色野菜)、ビタミンE(抗酸化/ナッツ・植物油)も、運動する子どもにうれしいビタミンです。

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ビタミンを上手に摂るコツ

特別なことは必要ありません。「いろいろな食材を、バランスよく」が、結局いちばん確実です。

  • 🌈 いろいろな色の野菜・果物をそろえる(色の数だけビタミンの種類も増える)
  • 🥦 水溶性(B・C)はこまめに・加熱しすぎない。スープごと食べるのも◎
  • 🐟 脂溶性(A・D・E・K)は油や脂質と一緒に摂ると吸収アップ
  • 🍚 主食+主菜+副菜のそろった食事なら、自然といろいろなビタミンが摂れる

野菜からのビタミンはブロッコリー・小松菜はジュニアアスリートの最強野菜!鉄・カルシウム・ビタミンC、抗酸化ビタミンとリカバリーの関係は運動後のリカバリーを助ける食事|抗酸化とオメガ3でコンディションを整えるコツ、毎日の食事バランスの整え方はジュニアアスリートの献立の立て方|栄養バランスを整える5つのコツも参考にしてください。

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ビタミンに関するよくある質問

Q. ビタミンはサプリで摂ったほうが効率的ですか?

基本は毎日の食事から摂るのがおすすめです。野菜・果物・魚などには、ビタミン以外の栄養素もバランスよく含まれています。とくに脂溶性ビタミンは体に貯まりやすく、サプリでの摂りすぎには注意が必要。まずは食事を整えることが優先です。

Q. 野菜嫌いの子はビタミン不足になりますか?

その可能性はあります。ただ、果物・いも類・果汁・スープ・具だくさん味噌汁など、野菜以外からも工夫して補えます。少量からでも「いろいろな食材」を取り入れることを意識しましょう。

Q. 加熱するとビタミンは壊れてしまいますか?

水溶性ビタミン(B・C)は熱やゆで汁に弱いですが、スープごと食べたり、生で食べられるものは生でと工夫すれば大丈夫。加熱しても摂れるビタミンも多いので、神経質になりすぎず、量を食べることを優先しましょう。

Q. 運動する子はビタミンを多く摂るべきですか?

エネルギーをたくさん使う分、代謝を助けるビタミンB群などは意識して摂りたい栄養素です。ただし「たくさん摂れば強くなる」ものではないので、食事全体のバランスの中でしっかり摂るのが基本です。

📚 参考資料(公的機関の情報)

ビタミンなど栄養素の目安に関する記載は、上記の公的機関の情報および管理栄養士としての知識・経験に基づいて作成しています。

まとめ|ビタミンは「いろいろな食材」から

  • 💊 ビタミンは体の働きを助ける”潤滑油”。少量でも毎日必要
  • 💧 水溶性(B・C)はこまめに・加熱しすぎない、脂溶性(A・D・E・K)は脂質と一緒に
  • 🍊 まずはビタミンC・D・B群を意識。くわしくは個別の記事で
  • 🌈 いろいろな色の野菜・果物+そろった食事が、結局いちばんの近道

ビタミンは、がんばる子どもの体を内側から支える大切な栄養素。「いろいろな食材を、バランスよく」を合言葉に、毎日の食事で無理なく取り入れていきましょう。

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