「運動のしすぎで骨が…」と心配になる疲労骨折。実は成長期のジュニアアスリートに起こりやすいケガのひとつで、その背景には食事が深く関わっています。管理栄養士ママyukaが、疲労骨折を防ぐ食べ方と、もし起きてしまったときの回復食をわかりやすく解説します。
疲労骨折とは?ジュニアアスリートに多い理由
疲労骨折は、一度の強い衝撃ではなく、くり返しかかる小さな負荷が積み重なって骨にひびが入る状態です。すねや足の甲、腰などに起こりやすく、ジュニア年代に多いのには理由があります。
- 🦴 成長期は骨が伸びる途中で、まだ強度が完成していない
- 🏃 練習量が多く、同じ動作のくり返しで一部に負荷が集中する
- 🍽️ 運動量に対して食べる量(エネルギー)が足りていない
とくに見落とされがちなのがエネルギー不足。練習で使う分を食事で補えていないと、体は骨を作る・修復する力を後回しにしてしまい、疲労骨折のリスクが高まります。
疲労骨折を防ぐ食事の3つのポイント
① まずは「しっかり食べる」
骨を強く保つ大前提が、練習量に見合ったエネルギーをとること。朝ごはんを抜かない・主食をしっかり食べるだけでも、疲労骨折の予防効果は大きく変わります。極端な減量は禁物です。
② カルシウム+ビタミンD+ビタミンK
骨づくりの“黄金トリオ”。カルシウムは材料、ビタミンDは吸収を助け、ビタミンKは骨に定着させます。牛乳・小魚・大豆製品(Ca)、鮭・きのこ・卵(VD)、納豆・緑の野菜(VK)を組み合わせましょう。ビタミンDの働きはこちらの記事で詳しく解説しています。
③ たんぱく質で骨の“土台”をつくる
骨はカルシウムだけでなく、コラーゲン(たんぱく質)の土台の上に成り立っています。肉・魚・卵・大豆製品・乳製品を毎食そろえて、骨と筋肉の材料を切らさないことが大切です。
骨を強くする1日の食事例
特別な食材は必要ありません。Ca・VD・VK・たんぱく質を、1日の中で自然にそろえるイメージです。
- 🌅 朝:ごはん+鮭+納豆+小松菜のみそ汁+牛乳(Ca・VD・VK・たんぱく質が一度にそろう)
- 🍱 昼:主食+肉や魚のおかず+緑の野菜+果物(ビタミンCも補給)
- 🌙 夜:ごはん+肉や魚+ブロッコリーやチーズ+汁もの
- 🍙 補食:おにぎり+ヨーグルトや小魚アーモンドで、練習前後のエネルギーと骨の材料を補う
「乳製品・魚・大豆製品・緑の野菜」を毎日どこかで登場させると、骨づくりの栄養がぐっととりやすくなります。
🐟 国産 アーモンド小魚 500g(片口いわし・カルシウム補給)
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骨ごと食べられる小魚で、カルシウムを手軽に補給できる補食。アーモンドのビタミンE・マグネシウムも一緒にとれて、骨づくりにぴったりです。個包装タイプを選べば、練習バッグに入れて持ち運びやすく、おやつ感覚で続けられます。
疲労骨折してしまったときの回復食
もし疲労骨折になってしまったら、治療と並行して「骨の修復を助ける食事」を意識しましょう。ポイントは、予防のとき以上に修復の材料をしっかりそろえることです。
- 🥩 たんぱく質+カルシウム+ビタミンD → 骨の再生の中心
- 🍊 ビタミンC → コラーゲンの合成を助ける(果物・野菜で)
- 🐚 亜鉛 → 組織の修復をサポート(牡蠣・赤身肉・大豆)
運動を休む時期でも、エネルギーを減らしすぎないことが早期回復のカギ。「動かないから食べない」は逆効果です。回復食全般のコツは怪我をしたときの食事の記事も参考にしてください。
🥛 明治 ザバス ジュニアプロテイン ココア味(約60食分・840g)

パンケーキやスムージー、ヨーグルトへのアレンジに使いやすいジュニア専用プロテイン。ココア味は料理に混ぜても違和感なく、子どもが飲みやすいフレーバーです。カルシウム・ビタミンD配合で成長期の骨づくりもサポートします。
よくある質問
Q. 牛乳をたくさん飲めば疲労骨折は防げますか?
カルシウムは大切ですが、それだけでは不十分です。ビタミンD・K・たんぱく質、そして十分なエネルギーがそろって初めて丈夫な骨になります。
Q. 食が細い子はどうすれば?
一度に食べられない場合は、補食(おにぎり・チーズ・果物・乳製品)で回数を分けてエネルギーと栄養を補いましょう。「量より回数」で十分です。
Q. サプリで予防できますか?
基本は食事優先です。サプリは補助。まず3食+補食を整え、不足が心配なときだけ取り入れましょう。
まとめ
- 疲労骨折は成長期・オーバーワーク・エネルギー不足が重なって起こる
- 予防の基本は「しっかり食べる」+Ca・VD・VK・たんぱく質
- 回復期は修復の材料(たんぱく質・Ca・VD・VC・亜鉛)をしっかり
- 運動を休む時期もエネルギーを減らしすぎないことが早期回復のカギ
骨は毎日の食事から作られ、修復されます。予防も回復も、食卓からできることがたくさんあります。気になる症状があるときは、早めに整形外科で相談してくださいね。


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