身長を伸ばしたい!ジュニアアスリートの食事で背を高くする栄養素を管理栄養士ママが解説

体づくり・成長

「うちの子、もっと身長が伸びてほしい」「スポーツでも背が高い方が有利なのかな」と悩むママは多いですよね。

身長は遺伝の影響を受けますが、実は食事と睡眠によって大きく左右されるといわれています。特に成長期のジュニアアスリートは、運動で栄養が消費されるぶん、必要な栄養素をしっかり補うことがとても重要です。

今回は、管理栄養士ママの視点から「身長を伸ばすために必要な栄養素と食べ物」をわかりやすく解説します。

身長が伸びる仕組みとは?

身長は、骨の両端にある「骨端軟骨(成長板)」が増殖・石灰化することで伸びます。この成長板は、思春期が終わる頃に閉じてしまうため、成長期のうちに必要な栄養をしっかり摂ることが大切です。

また、夜間に分泌される「成長ホルモン」が骨の成長を促します。食事と睡眠の両方を整えることで、身長アップのチャンスを最大限に活かすことができます。

身長を伸ばすために必要な栄養素

① カルシウム:骨の材料になる最重要ミネラル

骨の主成分はカルシウムです。成長期の子どもは1日700〜1,000mgのカルシウムが必要とされていますが、多くの子どもが不足しがちです。

カルシウムが豊富な食べ物:牛乳・ヨーグルト・チーズ・小魚(しらす・ちりめん)・豆腐・小松菜・ひじき

カルシウムの効果的な摂り方については、カルシウムはジュニアアスリートに必須!牛乳以外の食品も活用して骨・筋肉を強くしようもあわせてご覧ください。

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食事だけでカルシウムを補うのが難しいときは、子ども向けのチュアブルサプリも活用できます。チョコレート風味で食べやすく、続けやすいのが特徴です。

② たんぱく質:骨・軟骨・筋肉の材料

たんぱく質は、骨を支える軟骨や筋肉の原料になります。また、成長ホルモンの分泌にも関わるため、身長アップに欠かせない栄養素です。

たんぱく質が豊富な食べ物:鶏むね肉・卵・牛乳・豆腐・納豆・魚(鮭・まぐろ)

特に卵は良質なたんぱく質を手軽に摂れるおすすめ食材です。詳しくは卵はジュニアアスリートの最強食材をご覧ください。

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練習後の補食やたんぱく質補給に、ジュニア向けプロテインが便利です。牛乳に混ぜるだけで手軽に使えます。

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ミルク系の味が苦手な子には、さっぱりしたマスカット味もおすすめです。

③ ビタミンD:カルシウムの吸収を高める

いくらカルシウムを摂っても、ビタミンDが不足していると腸からの吸収率が下がってしまいます。ビタミンDは日光を浴びることで体内でも生成されますが、屋外でのサッカー練習はビタミンD補給にも一役買っています。

ビタミンDが豊富な食べ物:鮭・さんま・いわし・卵黄・きのこ類(干ししいたけ・まいたけ)

④ 亜鉛:成長ホルモンの分泌をサポート

亜鉛は成長ホルモンの合成・分泌に関わる重要なミネラルです。不足すると成長が遅れることがあるため、意識して摂りたい栄養素のひとつです。

亜鉛が豊富な食べ物:牛肉・豚肉・牡蠣・チーズ・納豆・ごま・アーモンド

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食事から亜鉛・鉄分を十分に摂るのが難しい場合は、小児科医師と共同開発した子ども向けサプリも選択肢のひとつ。チュアブルタイプで食べやすいです。

身長を伸ばす食事のポイント

練習後は30分以内にたんぱく質+糖質を補給

練習直後は成長ホルモンが分泌されやすい時間帯です。この時間にたんぱく質と糖質を一緒に摂ると、骨・筋肉の修復と成長が促されます。牛乳+バナナ、ヨーグルト+おにぎりなどの補食がおすすめです。

夕食はしっかり食べて早めに就寝

成長ホルモンは眠りについてから1〜2時間後に最も多く分泌されます。夕食でカルシウム・たんぱく質をしっかり摂り、22時までに就寝できるよう生活リズムを整えましょう。

3食+補食で栄養を途切れさせない

ジュニアアスリートは消費エネルギーが大きいため、3食だけでは必要な栄養が補いきれないことがあります。練習前後に補食を取り入れ、1日を通じて栄養を途切れさせないようにしましょう。

身長・食事に関するよくある質問

Q. 食事で本当に身長は伸びますか?

身長には遺伝の影響も大きいですが、成長に必要な栄養(たんぱく質・カルシウム・鉄・亜鉛・ビタミンDなど)と、十分な睡眠・運動がそろってはじめて、持っている成長の力を十分に発揮できます。食事だけで無限に伸びるわけではありませんが、栄養不足は成長の妨げになります。

Q. 牛乳をたくさん飲めば背が伸びますか?

牛乳はカルシウムやたんぱく質がとれる優秀な食品ですが、飲めば飲むほど伸びるわけではありません。飲みすぎると他の食事が入らなくなることも。1日コップ2〜3杯を目安に、バランスのよい食事の一部として取り入れましょう。

Q. プロテインを飲めば身長は伸びますか?

プロテインはたんぱく質を補う補助的な食品で、飲めば身長が伸びるものではありません。基本は3食+補食でしっかり食べることが大前提。食が細くて食事で足りない場合の補助として使いましょう。

Q. 夜遅い食事は成長に影響しますか?

成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されるため、寝る直前の食事は消化に負担をかけ、睡眠の質を下げてしまいます。夕食は就寝の2〜3時間前までに終えるのが理想です。

まとめ

身長を伸ばすために大切な栄養素は、カルシウム・たんぱく質・ビタミンD・亜鉛の4つです。これらをバランスよく毎日の食事から摂ることが、成長期のジュニアアスリートには特に重要です。

また、食事だけでなく「練習後の補食」「早めの就寝」を組み合わせることで、成長ホルモンの分泌を最大限に活かすことができます。毎日の積み重ねが、将来の身長につながっていきます。親子で一緒に食生活を見直してみましょう!

成長期に関連して、成長痛はなぜ起きる?ジュニアアスリートの痛みを食事でサポートする方法も参考にしてみてください。

成長ホルモンを最大限に引き出す寝る前の食事については寝る前の食事と成長ホルモンの関係とは?もあわせてご覧ください。

📚 参考資料(公的機関の情報)

エネルギー・栄養素の目安に関する記載は、上記の公的資料および管理栄養士としての知識・経験に基づいています。

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