こんにちは、管理栄養士ママのyukaです。
「体重を減らしたい」「もっと細くなりたい」——スポーツをする女の子からこんな声をよく聞きます。でも、成長期の女子ジュニアアスリートがむやみにダイエットをするのはとても危険です。
この記事では、正しい体づくりのための食事を管理栄養士ママの視点でお伝えします。
なぜ女子ジュニアアスリートのダイエットは危険なのか
成長期に必要なエネルギーが足りなくなる
思春期は人生で最も成長する時期。身長・骨・筋肉・内臓がすべて同時に発達します。この時期にカロリーを極端に制限すると、成長に必要なエネルギーが不足し、身長が伸び悩む・骨密度が低下する・疲労骨折しやすくなるなどのリスクがあります。
女子アスリートの三主徴(FAT)
スポーツ医学では「女子アスリートの三主徴(Female Athlete Triad)」として以下の3つの問題が知られています。
- ① エネルギー不足(食事量が少ない・摂食障害)
- ② 月経不順・無月経
- ③ 骨密度の低下(疲労骨折・将来の骨粗しょう症リスク)
この3つは連鎖して起こります。食事を減らすことで月経が止まり、骨がもろくなるという悪循環です。
女子ジュニアアスリートに必要なカロリー目安
| 学年 | 運動なし | 週3〜4回の運動 | 毎日ハード練習 |
|---|---|---|---|
| 小学校高学年 | 1,600〜1,800kcal | 1,900〜2,100kcal | 2,200〜2,400kcal |
| 中学生 | 1,900〜2,000kcal | 2,200〜2,400kcal | 2,500〜2,800kcal |
「食べすぎ」と感じても、激しい運動をしている場合はこれだけのカロリーが必要です。食事を減らす前に、食べる内容の質を見直すことが大切です。
正しい「体づくり食」のポイント
①たんぱく質でしっかり筋肉をつくる
体を引き締めたいなら、食事を減らすのではなくたんぱく質をしっかり摂って筋肉量を増やすことが近道です。体重あたり1.2〜1.7gのたんぱく質が目安です。
- 鶏むね肉・ささみ、卵、豆腐、納豆、牛乳・ヨーグルト
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1本あたりたんぱく質15g、脂肪ゼロのプロテイン飲料。練習後すぐに飲めて手軽にたんぱく質補給できます。筋肉づくりと体重管理を両立したい女子アスリートに。
②糖質(炭水化物)は必要なエネルギー源
ご飯・パン・麺を「太るから」と減らす子が多いですが、糖質は練習・試合のエネルギー源です。極端に減らすと練習中に集中力が切れ、筋肉も落ちてしまいます。
③カルシウムで骨を強く
女子アスリートは骨密度の低下リスクが高いため、カルシウムを意識して摂ることが重要です。牛乳・ヨーグルト・チーズ・小松菜・ししゃもなどを毎日の食卓に。
④食事の回数を減らさない
1日3食+補食が基本です。朝食を抜いたり食事回数を減らすと、代謝が落ちてかえって体脂肪がつきやすくなります。
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成長期のジュニアアスリート向けに設計されたプロテイン。たんぱく質+カルシウム+ビタミンDが同時に摂れます。筋肉づくりと骨の強化を食事でサポートしたい女子アスリートに。
体重が気になるときの正しいアプローチ
「体重を落としたい」と感じたときは、まず以下を確認してみましょう。
- ✅ 揚げ物・スナック菓子・ジュースを減らす
- ✅ 野菜・きのこ・海藻でボリュームを出す
- ✅ 食べる順番を「野菜→たんぱく質→炭水化物」に
- ✅ 夜遅い時間の食事・お菓子を見直す
- ❌ 主食(ごはん)を極端に減らす
- ❌ 1食抜く
- ❌ 体重にこだわりすぎる
「体重」よりも「体組成(筋肉量・体脂肪率)」を意識することが、アスリートとしての正しいアプローチです。
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1本でたんぱく質10g補給できるプロテインバー。チョコ味でおやつ感覚で食べられます。部活前後の補食として、食欲がないときのたんぱく質補給に便利。
体づくりを支える1日の食事モデル
「何をどれくらい食べればいいの?」という疑問に答えるため、女子ジュニアアスリートの1日の食事モデルを紹介します。
朝食
ごはん1膳+目玉焼き2個+野菜炒め+牛乳1杯
朝食はエネルギーと1日のスタートに欠かせないたんぱく質を確保。卵2個でたんぱく質約12gを補給できます。時間がない朝はご飯+納豆+味噌汁の組み合わせでもOKです。
昼食(学校給食 or お弁当)
ごはん多め+鶏肉or魚のメイン+野菜のおかず+果物
給食を残さず食べることが基本です。お弁当の場合は「ごはん多め・おかず3種」を目安に。たんぱく質源(肉・魚・卵・豆)を必ず1品入れましょう。
補食(練習前後)
練習1〜2時間前:おにぎり1〜2個 or バナナ+牛乳
練習後30分以内:プロテインドリンク or ヨーグルト+果物
補食は「食べすぎ」ではなく「必要な栄養の追加」です。特に練習後のたんぱく質補給は筋肉の回復に直結します。
夕食
ごはん1〜1.5膳+魚or肉のメイン+野菜2〜3品+汁物
夕食は1日で最もボリュームを確保しやすい食事です。成長ホルモンが分泌される就寝前にたんぱく質・カルシウムをしっかり摂ることで、骨と筋肉の発達をサポートします。
まとめ
女子ジュニアアスリートのダイエットは、やり方を間違えると成長・骨・月経に深刻な影響を与えます。
- 成長期は十分なカロリーとたんぱく質が必要
- 糖質・カルシウムを減らさない
- 体重より体組成(筋肉量)を意識する
- 食事の質を上げることが体づくりの近道
「食べて動いて強くなる」が女子ジュニアアスリートの正しい体づくりです。焦らず、毎日の食事を丁寧に積み重ねていきましょう。
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