このブログでは鉄・亜鉛・ビタミンD・B群など、ジュニアアスリートに欠かせない栄養素をシリーズでお伝えしてきました。今回はその中でも「縁の下の力持ち」的な存在、ビタミンCを取り上げます。
「ビタミンCって風邪予防だけでしょ?」と思っているとしたら、もったいない!実はジュニアアスリートにとって、ビタミンCは毎日しっかり摂ってほしい重要栄養素なんです。
ジュニアアスリートにビタミンCが必要な3つの理由
①免疫力を高めて風邪・感染症を予防
ビタミンCは白血球の働きを助け、免疫機能を強化します。激しい運動をすると体内の活性酸素が増え、免疫力が一時的に下がる「オープンウィンドウ現象」が起きることがあります。ビタミンCの抗酸化作用がこれを防いでくれるんです。
大事な試合の前に風邪をひかないためにも、日頃からビタミンCをしっかり摂ることが大切です。
②コラーゲン合成で腱・靭帯・骨を強くする
コラーゲンは体のあらゆる組織を支えるたんぱく質ですが、その合成にはビタミンCが不可欠です。特に:
- 腱・靭帯——スプリントやジャンプで酷使される部分を強化
- 軟骨・骨——成長期の骨格形成をサポート
- 皮膚——擦り傷・打ち身の回復を早める
成長期のジュニアアスリートは骨や腱が急激に伸びる時期。ビタミンCが不足すると腱や靭帯が弱くなり、怪我のリスクが高まることもあります。
③鉄の吸収を助ける(スポーツ貧血予防)
植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」は、単独では吸収率がわずか2〜5%程度。しかしビタミンCと一緒に摂ると吸収率が2〜3倍に上がることが知られています。
ほうれん草の鉄分をごはんと一緒に食べるより、レモン汁をかけたり、みかんと一緒に食べるほうが吸収率がグンと上がるんです。スポーツ貧血が心配な子は特に意識してほしいポイントです。
ビタミンCが豊富な食材ランキング
| 食材 | 100gあたりのビタミンC量 | 摂取しやすい形 |
|---|---|---|
| 赤パプリカ | 約170mg | サラダ・炒め物・生食 |
| 黄パプリカ | 約150mg | サラダ・炒め物 |
| ゴーヤ | 約76mg | ゴーヤチャンプル・炒め物 |
| ブロッコリー | 約120mg(生) | 茹で・蒸し・炒め |
| キウイフルーツ | 約69mg | 生食・スムージー |
| いちご | 約62mg | 生食 |
| レモン果汁 | 約50mg | 料理のかけ汁 |
| じゃがいも | 約35mg | 茹で・煮物・炒め物 |
パプリカは加熱してもビタミンCが比較的残りやすく、彩りにもなるので子どものお弁当に最適です!
1日に必要なビタミンCの量と摂り方のコツ
日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、推奨量は以下の通りです。
| 年齢 | 推奨量(mg/日) |
|---|---|
| 8〜9歳 | 60mg |
| 10〜11歳 | 75mg |
| 12〜14歳 | 95mg |
ただし、激しい運動をするジュニアアスリートは酸化ストレスが高まるため、推奨量の1.5〜2倍程度を意識するとよいとされています。食事でしっかり摂ることが基本ですが、不足が心配な場合はサプリメントの活用も一つの方法です。
摂り方のコツは「こまめに・毎食少しずつ」。ビタミンCは水溶性なので体に蓄積されず、余分な量は尿として排出されます。一度にまとめて摂るよりも、毎食にビタミンC食材を取り入れるほうが効率的です。
ビタミンCは熱に弱い?調理のポイント
「ビタミンCは加熱すると壊れる」というのは有名な話ですが、実際はどうでしょうか?
- 確かに熱・水・光・酸素で壊れやすい性質がある
- 茹でると煮汁にビタミンCが溶け出す→スープや味噌汁に入れると丸ごと摂れる
- 電子レンジ加熱は短時間で済むため、比較的ビタミンCが残りやすい
- パプリカ・じゃがいもは加熱後も比較的ビタミンCが安定
完全に壊れるわけではないので、加熱調理を恐れる必要はありません。生食できるものはなるべく生で、加熱するものは蒸す・電子レンジ・短時間炒めが◎。煮る場合はスープごと食べる工夫をしましょう。
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まとめ
ビタミンCはジュニアアスリートにとって、免疫・コラーゲン・鉄の吸収という3つの大切な役割を担っています。毎日の食事にパプリカ・ブロッコリー・キウイ・いちごなどを取り入れることで、自然と必要量を摂ることができます。
「食べる量が多くて心配」というよりも、「不足しないように毎食意識する」スタンスで取り組んでみてください。ビタミンCひとつで、わが子のパフォーマンスと健康をしっかりサポートできますよ!


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