アミノ酸・BCAAって何?スポーツをする子どもへの効果を管理栄養士ママがわかりやすく解説

サッカーをする子どもたち(スポーツ少年) 栄養・食事の基本

はじめに

スポーツドリンクやサプリの成分表示に「アミノ酸」「BCAA」という言葉を見かけたことはありませんか?なんとなく体に良さそう…とは思いつつ、「実際どういうもの?」「子どもに必要なの?」と疑問に思っているママも多いはず。

難しい言葉に聞こえますが、仕組みを知ると「なるほど!」とスッキリします。この記事では栄養の知識がなくても理解できるよう、できるだけかんたんにお伝えします。

そもそもアミノ酸って何?

アミノ酸とは、タンパク質を構成する「部品」のようなものです。

わかりやすく例えると…

  • タンパク質=レゴブロックで作った作品
  • アミノ酸=ひとつひとつのブロック

私たちが肉・魚・卵などのタンパク質を食べると、消化の過程でアミノ酸に分解されます。そのアミノ酸が体の中で再び組み合わさって、筋肉・骨・皮膚・髪などを作っているのです。

アミノ酸は全部で20種類あり、そのうち体の中で作れない9種類を「必須アミノ酸」と呼びます。必須アミノ酸は食事から摂るしかないので、食事の内容がとても大切です。

BCAAとは?3つのアミノ酸のこと

BCAAとは「分岐鎖アミノ酸」の英語の略で、必須アミノ酸のうち次の3つのことを指します。

  • 🔵 バリン
  • 🔵 ロイシン
  • 🔵 イソロイシン

「分岐鎖」は化学的な形の名前なので、難しく考えなくてOK。大事なのは、この3つが筋肉に直接働きかける特別なアミノ酸だということです。他のアミノ酸は肝臓で代謝されますが、BCAAは筋肉で直接使われるのが特徴です。

スポーツをする子どもにどう役立つ?

BCAAはスポーツをする子どもに特に注目したい栄養素です。主な働きは3つあります。

① 筋肉の疲労を和らげる

運動中、体はエネルギーが不足するとBCAAを分解してエネルギーに変えようとします。BCAAをあらかじめ補っておくことで、筋肉が分解されにくくなり、疲れにくい体をサポートします。「練習後にぐったりしてしまう…」というお子さんに特に効果的といわれています。

② 筋肉の回復を助ける

練習で傷ついた筋肉を修復するのにも、BCAAが役立ちます。特にロイシンには筋肉の合成を促す働きがあり、練習後の回復スピードに影響します。毎日練習があるお子さんは、回復が早いほど次の練習に万全の状態で臨めます。

③ 集中力・持久力をサポート

運動中に疲れてくると集中力が落ちてきますよね。BCAAには疲労感を感じさせる物質(セロトニン)の過剰な増加を抑える働きもあるといわれており、後半まで集中力を保つサポートが期待できます。

食事でアミノ酸・BCAAは摂れる?

答えはYES!アミノ酸・BCAAは特別なサプリがなくても、普段の食事からしっかり摂れます。BCAAは動物性タンパク質に多く含まれているので、以下の食品を意識して取り入れましょう。

食品BCAAの目安量特徴
鶏むね肉100g約4,000mg低脂肪・高たんぱくで◎
まぐろ(赤身)100g約4,000mg吸収が早く運動後に最適
牛肉100g約3,500mg鉄分も同時に補える
卵1個約1,100mg手軽で毎日食べやすい
牛乳200ml約1,500mgカルシウムも摂れて一石二鳥

毎日の食事でこれらをしっかり食べていれば、BCAAは十分に補えます。まずは食事が基本というのは、アミノ酸・BCAAも同じです。

サプリメントで補う場合の注意点

「食事で摂れるのはわかったけど、サプリも気になる」という方へ。BCAAサプリは運動直前・運動中・運動直後に摂ることで効果が出やすいといわれています。ただし、子どもに使う場合はいくつか注意が必要です。

  • 子ども向け・ジュニア向けの商品を選ぶ
  • 用量を守る(摂りすぎは逆効果になることも)
  • ✅ 食事をしっかり食べた上で補助として使う
  • ❌ 食事の代わりにしない

わが家の水分補給はこれ!管理栄養士ママのおすすめ

「BCAAをサプリで補うのはちょっと…」というご家庭には、飲み物として手軽に摂れるタイプがおすすめです。わが家では練習前後の水分補給にこちらを取り入れています。

甘くなくさっぱりしていて、口の中もベタつかないのが◎。「これなら飲みやすい!」と子どもも気に入っています。最近では自分でペットボトルの水に溶かして準備するようになり、栄養補給への意識も少しずつ育ってきたなと感じています。練習中の水筒に入れてもOKな手軽さも助かっています。

まとめ

  • アミノ酸はタンパク質を作る「部品」。食事から摂ることが大切
  • BCAAはバリン・ロイシン・イソロイシンの3種類で、筋肉に直接働きかける
  • 疲労軽減・筋肉回復・集中力サポートの3つの効果が期待できる
  • 鶏むね肉・まぐろ・卵・牛乳など普段の食事から十分に摂れる
  • サプリを使う場合は子ども向けのものを選び、食事の補助として活用しよう

「アミノ酸」「BCAA」という言葉、もう怖くないですよね😊 難しく考えず、まずは毎日のごはんでタンパク質をしっかり摂ることから始めてみてください。それが一番のBCAA補給になりますよ!

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管理栄養士ママtomo

管理栄養士ママ・tomoです。小学生のサッカー少年と娘を持つ2児の母。管理栄養士として「食」と向き合いながら、スポーツを頑張るわが子を食事で応援したいママたちへ、正しい栄養の知識と「無理しなくていい」をお伝えしています。試合前後の食事・補食・体づくりごはんを発信中🍙⚽

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